サラ金の意味を誤解していませんか

サラ金と聞くと、年代によっては良い印象がないという人もいるでしょう。また、最近の若い人ではその言葉すら知らないという人もいるかもしれませんね。サラ金とはサラリーマン金融の略称で、意味はサラリーマンへの小口融資を対象とした貸付事業者のことです。個人への融資自体は1929年が始まりとされていますが、1956年にサラリーマンを対象にした融資が登場、1970年代頃には一般的になり、それがサラリーマン金融、サラ金と呼ばれるようになりました。1980年代になるとOLや主婦などの女性または自営業者などの契約も増加したことで消費者金融と呼ばれることが多くなり、その呼称は現在に引き継がれています。要するにサラ金とは現在でいう消費者金融のことです。

ただし法律用語としてサラ金や消費者金融という呼称はなく、貸金業者と呼ばれています。サラ金の呼び名が主流だった1970年後半~1980年代初頭にはサラ金問題が起きています。その当時、貸金業に関する法律は存在していたものの法整備がきちんとなされていなかったため、闇金業者に近い悪質な貸付が横行しており、脅迫的な取り立てや法外な利息が発生して借金地獄に陥る債務者が大きな問題となっていました。1990年代には消費者金融のCMが増え、面白いキャラクターや可愛い動物を採用することで世間が持つイメージも変わってきますが、それでも実態は以前と大して変わっていないのが現状です。それどころか、そうしたCMの影響から安易に利用してしまう人が増えて借金問題を抱える人が増加してしまいました。さて、そうした状態は現在も同じなのかという点が心配ですが、2010年に貸金業者に対する法律が整備されたことで現在はかなり安全に利用できるようになっています。脅迫的な取り立てや法外な利息が発生することはありません。もちろん悪質な業者がゼロになったわけではないので注意は必要ですが、正規の消費者金融を正しく利用する以上はトラブルが発生することはないでしょう。